icon

大滝建築事務所 ↘

ハッシュタグ ↘

大瀧雅寛 ↘

解体木材が「コーヒー」になるという話と、コーヒーが「木」を育てるという話

〈9656〉

こんなタイトルで、何を記事にしようとしているのか、コーヒーを淹れる時のように、のんびりと、住まいづくりには、役に立たなさそうな記事に、お付き合いください。さて今日の私は、リフォーム工事中の現場に行った後に、このコーヒーを戴くこととなりました。場所は例の、「客先」で「取引先」でもあり、「仕事」なのですが、ギリギリ「遊び」の場所です。

解体木材が「コーヒー」になるという話と、コーヒーが「木」を育てるという話

そんな訳で、当麻さんの所に来ました。山田珈琲豆焙煎所(所沢市)の、オリジナルのコーヒーをご馳走になります。お隣りには、カレーのおいしい店 があります( 2018.06.26)

2018.06.26

解体木材が「コーヒー」になるという話と、コーヒーが「木」を育てるという話

今リフォームしている現場は、リビングの床を暖かくするために、床を骨組から解体して、新しく造り替えることになりました。ヒノキの角材でした。「角材」とはいいながらも、四隅がきちんと直角になっていなくて、丸太のように丸いのです。現在、流通している角材のような、「四角四面」でなくてもいいのです。

解体木材が「コーヒー」になるという話と、コーヒーが「木」を育てるという話

10帖の床を解体しただけでも、これ位の解体木材が出てしまいます。「やっぱり、木っていいな」って思うのは、今から50年も前の木材も、切断すると、こんな美しい切断面を見せてくれるときです。縁の下から50年間も、家族さんたちを支えてくれた木材に、もう「ひと仕事」お願いをしました。

解体木材が「コーヒー」になるという話と、コーヒーが「木」を育てるという話

この解体木材を、軽トラックの荷台に積み込み、運んだ先は、オオタキラジオで何回も登場している、友人の当麻さんのお宅です。

解体木材が「コーヒー」になるという話と、コーヒーが「木」を育てるという話

そう、解体木材は、当麻さんの手により、さらに細かくされて、「薪(まき)」となり、薪風呂釜にくべられると、温かで柔らかな、お風呂を沸かしてくれるのです。

解体木材が「コーヒー」になるという話と、コーヒーが「木」を育てるという話

さて、今日は、『所沢の森ブレンド』が、私の報酬でした。

解体木材が「コーヒー」になるという話と、コーヒーが「木」を育てるという話

『所沢の森ブレンド』の売上の一部は、狭山丘陵の自然を守る活動に、1杯あたり「5円」寄付されるそうなのです。

解体木材が「コーヒー」になるという話と、コーヒーが「木」を育てるという話

また美味しいコーヒーは、フィリピンのフェアトレード珈琲とのこと。当麻さん行きつけき珈琲店、所沢市星の宮にある、山田珈琲豆焙煎所のオリジナルです。

解体木材が「コーヒー」になるという話と、コーヒーが「木」を育てるという話

そうです。私は今日、現場からの解体木材を、美味しいコーヒーに替えただけでなく、そのコーヒーによって、狭山丘陵の自然を守る活動に、寄付までできたのです。

解体木材が「コーヒー」になるという話と、コーヒーが「木」を育てるという話

お湯が湧きましたね。この季節ですので、薪ストープでないのは残念ですが、コーヒーを淹れながらも、ふたりの話は続くのです。美味しくいただきました!

そうでした。所沢カレーnegombo33のお隣りにある、山田珈琲豆焙煎所よりも前に、私は、当麻さんのことを紹介しなくてはいけませんでした。次回の記事にします。

今日、梅雨明けしたそうですが、薪ストーブの季節では、こんな感じです。

https://anity.ootaki.info/9656/