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大瀧雅寛 ↘

スタデイ模型のその後...

〈9954〉

竣工後4年になるお住まい。木製建具とアルミサッシのメンテナンスにお伺いしました。あまりにも入居時のきれいな状態のまま、タイムスリップしたかのようでした。テレビ台の上に着工前に作成した、懐かしい模型がありました。スタデイ模型も大切にしていただいています。

スタデイ模型のその後...

外観では、敷地は東側の一辺が斜めになっていて、この部分を無駄にしないようにしました。平面計画は難航が予想されたのですが、設計する時間を1年ほどもらえましたので、4年経ってお伺いしても、うつむきがちにならなくてすみました(2017.08.05)

2017.08.05

昔の木造の小学校のような、杉板貼り木造2階建てのお住まいです。この設計は、住まいてさんご夫婦との共同設計と言えるものです。最初の打合せから3年間、あたためてきた住まいは、こんなにシンプルな形になりました。

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着工間近の打ち合わせに、住まいてさんがこの模型を造り、持ってきてくれました。感動している私に、住まいてさんは言いました。

『大瀧さん、これって逆じゃないですか? テレビなんか見ていると、普通は設計士さんが施主に模型をプレゼントして、施主がよく感動してるじゃないですか... 』


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現在、工事進行中のお住まいの模型です。建築模型は、住まいてさんとの打ち合わせでも、現場をイメージしやすく重宝しています。中央右側部分の、縦長の細長い開口は玄関ドアです。

実は今日の打ち合わせは、このドアの色の再打ち合わせなのでした。実は一度決めてもらった色は、設定がなく選べなかったのです。設計者として、少し情けない類の打ち合わせでした... 。

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