ライティングデスク付きの本棚には、たくさんの文庫本
〈9797〉
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リビングの脇にある書斎には、ゆったりとしたソファーと、テレビがありました。なのに何か足りない。そう、本や本棚、そして机です。ということで、ライティングデスク付きの本棚を製作しました。とはいえ、4.5帖の限られたスペース、家具の大きさは最小限に切り詰めたい、家具そのものを「主役」にしたくない、そんな家具を目指しました。
この書斎の壁は珪藻土塗り(内装材)で、本棚付きの机の設置工事には思いの外、時間がかかりました( 2018.01.09)
2018.01.09
年末年始、私が休日に真っ先に出向くのは書店と図書館です。本の背表紙を眺めながら、「次の1冊」を見つけるのは至福の時です。
一見すると、住宅ではなく本屋さんのようになりました。たくさんの文庫本が色とりどりで、とても綺麗でした。
本の背表紙って綺麗です。隠しておくのはもったいない。家具の奥行きは最低限にしました。文庫本2冊分の奥行きです。
家具の右端は、ライティングデスクになっています。ソファーではしにくい書き物は、ここでできるようになりました。
ノートパソコンが使えるように、コンセントも設置しました。
この心地良い書斎の「採光」は不思議です。「明るい」というのか、「明るくない」というのか。
というのは、天井が「FRPグレーチング+アクリル板」だからです。2階の床は透明で、その2階の天井にあるトップライトの光が、ここ、1階まで柔らかく落ちてくるからです。
それにしても、以前、この部屋をリフォームしたときに、窓の取り付け高さを、高くしておいてよかった... 。
窓を高くした理由は、高い位置の方がより室内を明るくできる、そして、お隣さんからの視線をさえぎるためだったのですが、このような家具を取り付けることができ、幸いしました。
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大瀧雅寛 (おおたきまさひろ)
有限会社 大滝建築事務所 代表
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