重たいハーモニカを指先でつままない、「ハーモニカホルダー」で持ちやすく
〈9294〉
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車いすユーザーの友人S氏の趣味は、暮らしを楽しくする便利グッズを開発し、「3Dプリント」で製作することだそうです。お盆休み明けに訪ねてみると、新作の「ハーモニカホルダ」を紹介されました。仕事の合間の気分転換に、気軽にハーモニカを吹けるよう、デザインしたそうです。

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2021.08.21

S氏愛用のハーモニカは、♯ や ♭ の半音階を演奏できる「クロマチックハーモニカ」です。やや重たいのが難点で、指先でつまむだけでは、保持しにくかったそうです。

そこで製作したのが、このハーモニカホルダーです。ハーモニカの大きさを3Dスキャンで計測、それに合わせて3DCAD上で設計し、3Dプリンターで出力する。この一連の製作フローが、S氏の自宅で完結するそうです。

丸い穴に親指を差し込み、人差し指をフックに掛けます。

このホルダーによりハーモニカの重さをそこで受け、指先の負担を軽くできます。さらに右手を添えると演奏が始まりました。

ハーモニカのスタンドは、スマホに充電スタンドに樹脂製のホルダーを取り付けました。このホルダーも、3Dプリントしたものだそうです。

S氏の演奏を聞きながら、私が感動するモノには、共通点があることを見つけました。
• 自分が、欲しくて製作したモノ
• 自分にとって、便利なモノ
• 自分に、困ったことがあって開発したモノ
• 何より、そのモノがあれば、自分自身が楽しくなれること
• そして、開発することを、自分自身が楽しんでいること
そうです。開発者が自身のためにしていることなのです。『ひとの役に立つ』ことは、プラスアルファ、2番目でいいのです。そのモノがあることが、一番楽しいのが開発者なのです。
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大瀧雅寛 (おおたきまさひろ)
有限会社 大滝建築事務所 代表
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