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大瀧雅寛 ↘

住まいでのたくさんの思い出が「お守り」になるように

〈9810〉

子どもさんたちもいつか大人になり、様々な「課題」に、立ち向かうことになるはずです。そんな時のために、胸の中に「お守り」のような、たくさんの思い出があればいいなって。それも住まいの大切な役割ですよね。

住まいでのたくさんの思い出が「お守り」になるように

ダイニングの上に浮かぶロフト。このロフトは、窓からは遠くが見通せ、夕日が射し込む。キッチンからは調理する音や匂いが楽しい。昼寝するのに最適な「隠れ家」なのです(2017.12.27)

2017.12.27

向かいのおばさんからは、自分の子のように叱られ、 自分の子のように、愛されていました。 私が幼稚園に通っていた頃の、昭和40年代はそんな時代でした。 夕方にひとりでも、商店街までおつかいに行けた、そんな時代なのでした。 住まいでのたくさんの思い出が「お守り」になるように そんな思い出から、「大人」になった私は、 近所の子どもや娘の友だちには、 私ができることは、惜しまずにしたつもりです。 住まいでのたくさんの思い出が「お守り」になるように 住まいてさんの子どもさんたちにも、同じ気持ちで、 アイディアを膨らませて、1棟1棟造っていますから、 いつか大人になって、様々な「課題」に立ち向かうことになったとき、 子どもの頃の、みなさんの住まいでのたくさんの思い出が、 お守りになりますようにって、1棟1棟造っていますから。


まずは、「つくりて」である私自身が、子どもの心を持ち続けなければ。

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