ベッドへの移乗は、「自立」と「リフト」のどちらでも
〈9731〉
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車いすからベッドへの移乗手段は、「自立」ご自身で移乗する場合、「リフト」介助者がリフトを利用し移乗させる場合、の2通りがあります。ひとりひとりによって異なるだけでなく、その時の体力などによっても違ってくるようです。このお住まいでは、その「自立」と「リフト」の、どちらでも対応できるようにしました。

限られた面積を有効に使うため、寝室とLDKをワンルームにしました。ベッドの左側の引き戸は洗面室につながり、ベッドの右側の引き戸は玄関室につながります(2018.03.16)
2018.03.16
介助者に移乗してもらうときは、「ベッド用リフト」を利用します。
このベッド用リフトは、壁や床に固定するのではなく、
ベッドの荷重を利用して、固定するタイプです。

アームは支柱を軸に360度回転し、広い範囲からベッドへ移乗できます。
水平移動は介助者が手で押しますが、上下移動は電動で昇降するので、
介護者の負担が少ない、安全な移乗介助できます。

リフトの足元は、支柱を中心に「十の字」のフレームになっています。
このフレームにベッドを載せるので、フレームの厚さ5cm分だけ、
ベッドの高さが、高くなってしまいます。
5cm高くなっても支障がないことを、あらかじめ確認しておきました。

ご自身で移乗するときは、ベッドの脇に取り付けた黄色の台に、
真正面から近づきます。「トランスファーボード」です。

このトランスファーボードは、ベッドに車いすを直角に寄せたときに、
車いすのフレームが当たる部分に、切り込みが入っていて、
ベッドと車いすとの隙間が、少なくできます。

ベッドの脇の台には、たくさんのリモコンが並びました。
手すりに掛かっているのは、リフトのリモコン、ベッドのリモコン。
台の上のものは照明の集中リモコンと、2台エアコンのリモコンです。
特に、エアコンのリモコンは重要です。
というのも、ベッドに入ってからも室温のコントロールができないと、
体温調整がしにくいので、体調に影響してしまうからです。
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大瀧雅寛 (おおたきまさひろ)
有限会社 大滝建築事務所 代表
携帯電話:090-3069-3425
メール:ootaki@icloud.com
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