初めてのユースホステル「青い風ガーデンユースホステル」
〈9648〉
https://anity.ootaki.info/9648/
みなさま、ユースホステルに宿泊したことはありますか。実は昨日、私は初めて宿泊しました。静岡県伊東市の伊豆高原にある「青い風ガーデンユースホステル」です。ユースホステルから我が家へと向かう道すがら、海を右手に眺めながら考えていたことは、「初めて訪ねたにもかかわらず、なぜ、前にも訪ねたことがあるような気がするのだろう」ということでした。
東伊豆を訪れた目的は、別荘のリフォームの現地調査でした。住まいてさんを伊豆高原駅まで送り届けた時に、住まいてさんが「青い風ガーデンユースホステル」を見つけてくれました。日帰りで帰れない距離ではないのですが、それではもったいでしょ、ということで...(2018.07.20)
2018.07.20
私の疑問に対する答えは、日本ユースホステル協会のウェブサイトで、
すぐに見つかりました。
ユースホステルはドイツで生まれ、その歴史は100年以上。約80の国と地域に4000か所以上の宿泊施設があり、日本には北海道から沖縄まで約220か所のユースホステルがあります。
ユースホステルは「ユース」という名前がついていますが、お子様から年配の皆様まで幅広くご利用いただけます。
ユースホステルが大切にしていること、それは「つ・な・が・り」
海外でも国内でも、観光地を巡り、美味しいものを食べるというのも旅行の楽しみですが、それ以上に
「地元の人たちや同じ旅行者の人たちと話し、コミュニケーションを図る。」
「訪れた場所の自然や風土を直接肌で感じる」ということが、
「旅の想い出」として後々まで皆さんの記憶に残るものと私たちは確信しています。
ユースホステルは「人と人とのつながり」「人と自然とのつながり」を大切に考え、旅する皆さんの「出会い」や「交流」の機会や場所を提供することで、世界中の旅人たちをサポートいたします。
日本のユースホステルではマネージャー(施設管理者)を「ペアレント」と呼びます。ペアレントは子どもたちが実家に帰ってきたようなつもりで、皆さんを温かく迎えます。
なるほど、前にも訪ねたことがあるような気がするのは、
山形の祖母を訪ねた時のことを、どこか心の奥の方で、
思い出していたからでしょう。
私は旅先で宿泊先を探す際は、アットホームな宿を探します。
「お客さま」として対応されることを、望んでいるのではないのです。
言葉にはしにくかった、ユースホステルでの居心地の良さは、きっと、
甥っ子が久しぶりに、実家を訪ねた様に、迎えてくれたからでしょう。
私の暮らす、埼玉県狭山市から「150km」も離れた地で、
おそらく私のことを、記憶してもらえる人が、「一人」増えたのは、
アットホームな「ユースホステル」ならでは、のことでしょう。
話は変わりますが、行きの熱海市内での海岸沿いの国道で、
「自転車で日本一周」の文字を背負い、秋田からスタートした、
10代のサイクリストを見かけ、心の中でエールを送りました。
今朝、美味しいパンを焼いてくれたペアレントもまた、
『自転車で日本1周した女性サイクリスト』なのだそうです。
朝食をいただいた後の食堂で、ペアレントとのお話しは、
とても、楽しかったです。ありがとうございました。
「青い風ガーデンユースホステル」
伊東市八幡野1250-34
http://www.izu.co.jp/~aoikaze/
http://www.jyh.or.jp/info.php?jyhno=4225
https://anity.ootaki.info/9648/