icon

大滝建築事務所 ↘

ハッシュタグ ↘

大瀧雅寛 ↘

掃き出し窓の段差リフトは、階段と濡れ縁のセットで

〈9598〉

パートでしたので、車いすで出入りするために、玄関やポーチを工事することができませんでした。そこで段差リフトを設置し、テラスの掃き出し窓から、直接リビングに入れるようにしました。

掃き出し窓の段差リフトは、階段と濡れ縁のセットで

段差を解消するために、段差リフトを設置し、掃き出し窓を出入り口にしました。段差リフトを設置するためには、奥行きが1.50m以上必要で、既存のブロック塀を一部撤去して、そのスペースを確保しました(2018.06.30)

2018.06.30

掃き出し窓の段差リフトは、階段と濡れ縁のセットで

リフトが下がった状態です。普段、リフトはこの状態です。 リフトの脇には階段を造りました。

車いすユーザーをリフトに乗せると、介助者はこの階段を上がり、ぬれ縁に先まわりすることができます。

掃き出し窓の段差リフトは、階段と濡れ縁のセットで

フラップを下げた状態です。ぬれ縁と同じ高さまでリフトが上昇すると、リフトは自動的に停止します。

リフトの奥に見える黒いハンドルを前に倒すと、フラップが前に倒れて、ぬれ縁との隙間をなくします。この操作は手動です。

リフトは電動で昇降するので、100Vの電源が必要です。ぬれ縁の脇の既存コンセントがあったので、電気工事は不要でした。

木製デッキは屋根の有り無しで大きく寿命が変わります。ちょうど、上の階のバルコニーが、このデッキの屋根替わりになりました。

掃き出し窓の段差リフトは、階段と濡れ縁のセットで

リフトを上げた状態です。 このリフトは比較的安価なタイプのものなので、下部はオープンになっています。 リフトを下げるときは、その前にリフト下の空間に、障害物がないか点検する必要があります。 また、リフトには積載荷重が決まっています。このリフトは200kgなので、介助者も同時に乗ることができます。

https://anity.ootaki.info/9598/