ローコストのアイ型バリアフリーキッチン
〈9581〉
https://anity.ootaki.info/9581/
車いすユーザーのご両親と同居するお住まい、木造の1戸建て住宅をバリアフリーリフォームしました。寝室とLDKをワンルームにして、車いすで使いやすいオーダーキッチンを造りました。天板をステンレス製にし、コストを抑えました。
ローコストのバリアフリーキッチンです(2018.07.18)
2018.07.18
寝室とLDKは大きな3枚引き戸で間仕切ります。
3枚引き戸の上はガラスにして、奥の寝室を明るくします。
寝室の奥には洗面室、キッチン奥にはトイレが見えます。
どのスペースもつながっていて、ひとまわりぐるりと回れます。
オーダーキッチンの間口は255cmです。天板はステンレスのプレス加工、
下部の収納はしな合板で造りました。シンクの深さは12cmと浅くして、
シンクの下部に、ひざがぶつからないようにしました。
レンジフードのスイッチは車いすからだと届かないので、
リモコン式のものにして、壁にリモコンを取り付けました。
こちらのお住まいでも、車いすで使いやすいバリアフリーキッチンを造らせてもらいました。
既存のキッチンとレイアウトは変えずに、キッチンの下部を出来るだけオープンにしました。
キッチン間口は既成品にはない2600mmで製作し、天板はステンレスのヘアーライン仕上げです。
ガスコンロと浅いステンレスシンクを組み込み、キッチンの奥行きは600mmで抑えました。
ところが食洗機は奥行きが650mmのものしかないので、右端の食洗機スペースは壁の奥行きは50mm深くし、650mm確保しうまく取り付けできました。
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大瀧雅寛 (おおたきまさひろ)
有限会社 大滝建築事務所 代表
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