bFaaaP:ピアノペダル制御システムの必要要件
〈9535〉
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ピアノペダルを制御する場合、bFaaaPは大きく、ふたつのパートに分けられます。ひとつは、メガメフレームなどを用い、頭に装着する「モーションセンサ」。そして、ピアノペダルの前に設置する、「アクチエータ」です。ピアノペダル制御システムの必要要件です。
bFaaaPとは、足に障害を持つチャレンジドや、小さな子どもたちが、ピアノなどのペダル操作をできる様にする、補助ペダルシステムです。「barrier-Free assist as a Pedal」から、名付けました。現在、PCT国際特許(英文)出願中です( 2018.11.25)
2018.11.25
- ピアノペダル制御システムの必要要件
- 頭や上半身の身体的動作を検出して、ペダルを操作できること
- ピアノ演奏だけでなく、歌唱にも支障を与えないこと
- 入手しやすい部品で、容易に製作できること
- モーションセンサの説明
- 「角度センサ部」
- 物理的傾斜変化を検出し、アナログ電圧もしくはデジタル値として、データ処理部に送る。
- 「データ処理部」
- 角度センサ部より得られたデータに、フィルター処理を行い、ノイズ・ドリフトの軽減する。
- その後、アクチエータの駆動部制御に適した処理を行った後、通信部に送る。
- 「オフセット値」を加算し、得られた値の正の値に、「倍率」を掛け、上限値設けて次の処理に渡す。
- 「通信部・送信」
- アクチエータの駆動部に制御データを送るため、有線、無線等を使って送信する(各送信方式に合った規格、プロトコル(手順)処理を行う)
- 「角度センサ部」
- アクチエータの説明
- 「通信部・受信」
- 有線、無線等を使って受信する部分で、各方式に合った規格、プロトコル(手順)処理を行う。
- 「駆動処理部」
- 「オフセット値(駆動部の動作開始点)」と、「動作幅」を設定する。
- 受信部より得られた、データの0から上限値を動作幅に写像する処理を行い、駆動部に制御値データを渡す。
- 「駆動部」
- モーションセンサの駆動処理部から与えられた、データ値に従って、駆動する。
- 「通信部・受信」
- 「角度センサー部」→ MPU9250
- 角度センサー部の必要要件
- 必要精度を持つこと
- 身体の動作に負担を掛けないこと
- 耐久性が有る事
- 歌えること
- 小型であること
- 入手が容易であること
- 安価であること
- 上記必要要件より、ボリュームにより身体の変位を検出する方法が考えられるが、身体への接触が避けられず、違和感を感じてしまい、耐久性も劣る。
- そこで、非接触で角度検出を行うセンサとして、6軸センサ(加速度、角速度)及び、9軸センサ(加速度、角速度、地磁気)を用いて、角度検出を行った。
- その結果、9軸センサがノイズ・ドリフトが少なく、比較的安価に入手可能な角度センサーとして、MPU9250(TDK)を採用することにした。
- MPU9250(TDK)をモジュール化したボードを、筐体に納めることにした。
- 角度センサー部の必要要件
- 「データ処理部」「通信部・送信」→ ESP32
- データ処理部、通信部・送信の必要要件
- 角度センサーからのデータを、遅滞なく処理出来ること
- 小型であること
- 消費電力が少ないこと
- 通信部を包含していること
- 「アナログ - デジタル変換回路」を、2つ以上有すること
- 汎用デジタルポートを必要数有すること
- I2C(Inter-Integrated Circuit)通信ポートを有すること(角度センサ部との通信)
- ディバッグが容易に出来ること
- 電池駆動が出来ること
- 上記必要要件より、比較的プログラム開発が容易なマイクロコントローラ、ESP32(Espressif Systems)を採用した。
- ESP32(Espressif Systems)をモジュール化したESP32-DevKitCボードを、筐体に納めることにした。
- 通信は、有線(シリアル通信)、無線(Bluetooth BLE)などを使用する。
- データ処理部、通信部・送信の必要要件
- 「通信部・受信」「駆動処理部」
- 通信部・受信、駆動処理部の必要要件
- 消費電力が少ないこと
- 通信部を包含していること
- 「アナログ - デジタル変換回路」を、2つ以上有すること
- 汎用デジタルポートを必要数有すること
- ディバッグが容易に出来ること
- 電池駆動が出来ること
- 上記必要要件より、開発環境を揃えるため、角度処理部と同じ、ESP32(Espressif Systems)を採用した。
- 通信は、有線(シリアル通信)、無線(Bluetooth BLE)などを使用する。
- 通信部・受信、駆動処理部の必要要件
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