増築した書斎の、壁一面の本棚
〈9517〉
https://anity.ootaki.info/9517/
読書家の方から、書斎の増築を依頼されました。もちろん蔵書をたくさん収納できることが、ご要望ですが、カウンターも造り付け、読書に没頭できる様にとも考えました。南側とはいえ、隣家が接近していて明るい場所ではなく、トップライトから採光し、本棚を含め内装は、素材を活かして明るくしました。
増築した書斎の、壁一面の本棚です。正面がカウンターです( 2018.12.09)
2018.12.09
庭先の限られたスペースに増築したので、
書斎の間口は、2.5mの細長い書斎です。
この部屋は寝室としても使い、玄関コーナーもつくりました。
窓に面したカウンターは、3方の壁に固定し脚を省きました。
天井や家具には、クリア塗装したしな合板とし、
ナチュラルなインテリアに、仕上げた理由は、
本の「背表紙」が、主役になる様にしたかったからです。
カウンターの左手には、趣味の小物のためのスペースです。
どの本棚も棚板は全て、頑丈な21mm厚しな合板にしました。
既成品の本棚の棚板は、薄い合板を張り合わせた中空の板が、
一般的ですが、本の重量で板が反ってしまうことがあります。
本棚の奥行きは、いつもは浅くしているのですが、
このお住まいでは、本の収納量が足りないので、あえて、
本棚の奥行きを深く、2冊分の奥行きにしました。
間口3mの本棚ですが、倍の6m分収納できます。
それでも本が溢れてしまい、どこか、本棚をつくる場所をと見つけたのが、
トイレの正面の壁でした。ここなら、
トイレに腰掛ける前に1冊をと、意外と便利なのかもしれませんね。
https://anity.ootaki.info/9517/