共用廊下を通り抜けできる、 高さ7cmの「丘」の様なアルミスロープ
〈9478〉
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このマンションの玄関ドアは共用廊下との段差が9cmありました。玄関の中にも上がり框の段差があり、車いすでの出入りが困難でした。そこで共用廊下に、高さ7cmの「丘」の様な形状のアルミスロープを設置し、その上に高さ2cmのミニスロープを載せ、玄関内の土間全体もスロープにしました。

#車いすユーザーのマンションリフォーム #現状復帰のしやすさも考慮
2019.04.15

工事前は、共用廊下との段差が9cmあり、玄関ドアのステンレス敷居の段差が2cm、タイル面から廊下面までの、上がり框の段差は9cmありました。

この共用廊下との9cmの段差を解消するために、共用廊下に、高さ7cmのアルミスロープを設置し、そのアルミスロープの上に、高さ2cmのミニスロープを設置しました。

あえてミニスロープを設置した理由は、奥の住戸の方が、このスロープの上を通り抜けることになるので、たとえ2cmだけでも、アルミスロープの高さを低くしたいからでした。

玄関のタイル土間の全体をスロープとしましたが、既存の上がり框はそのまま残したので、このスロープの勾配は、「1:8」と、急傾斜になってしまいました。

「1:8」のスロープ勾配は、手動の車いすで昇ることは困難ですが、この住まいてさんは、車いすに電動走行装置を取り付けているので、昇降が可能でした。

この様なスロープは、車いすユーザーにとって、「ベストの選択」ではありません。ですが、
賃貸マンションなので、退去時には現状復帰できる範囲内の工事にしなければならず、また、住まいてさんの暮らし方に合わせての、「ベターの選択」となりました。
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大瀧雅寛 (おおたきまさひろ)
有限会社 大滝建築事務所 代表
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