表千家のお茶室、風炉の灰が綺麗な円筒形でした
〈9454〉
https://anity.ootaki.info/9454/
夏を中心に5月初めごろから10月末ごろまでは、畳に切った「炉(ろ)」を使うのではなく、畳の上に置く「風炉(ふろ)」を用いるそうです。風炉の中を覗くと、灰が綺麗に円筒形のえぐられていました。
表千家のお茶室に、おじゃますると稽古の準備をしている最中でした。一見簡単そうに見えますが、形のない灰です。まさに職人技です( 2019.07.16)
2019.07.14
風炉先屏風(ふろさきびょうぶ)が、風炉を囲います。 風炉先屏風が京間畳とぴったりと合います。 風炉やお点前するひとを引き立てます。
8帖の和室の畳の大きさは全て同じですが、それぞれの畳には名前がつけられています。お点前をする、この1帖の畳を「点前畳(てまえだたみ)」と言います。
風炉の手前側には、楕円形の穴が開いています。 その奥の灰の中には、貝ような形の皿が立ててあり、 炭を入れ火をおこしたときの、空気の量を調節します。
京間の畳は、畳の縁から縁まで63目あります。 風炉を置く場所は、「畳の縁から何目」と畳の目数で決められています。 その目数を覚えれば、誰でも美しく配置をすることができるのです。
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