造り付けの机と本棚で、細長い書斉を心地よくする
〈9338〉
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細長い5帖の洋室を、心地よい書斉として利用できるように、机と本棚を製作しました。家具屋さんに出向けば、机も本棚も、たくさんの既成品がありますが、それでは限られた空間を無駄なく使いきることができませんでした。そこで、部屋の形状や既存家具の大きさに合わせた、最適を寸法を住まいてさんと考え、造り付け家具として製作しました。
細長い書斉を心地よくする、 机と本棚を造り付け家具として製作しました。柱型や梁型に合わせることができました( 2020.06.08)
2020.06.09
この書斎には、手持ちの本棚と和ダンスを置くことになっていて、それに付け加えるように机と本棚は、寸法が一番大事となりました。
間口は115cm、奥行きは65cmの、この机にはキャスターを取り付け、移動しやすくしました。出隅となる右手前の角は、丸く面取りしました。高さは63cmと低めにしたかったことも、造り付けにした理由でした。
机の下に置くキャスターの付いた台には、プリンターの載せます。この台はもうひとつ製作しLDKに置き、米びつを載せます。
間口は112cm、奥行きは50cmの、この本棚が取り付く壁面には梁型が出ていました。高さは、その梁型の下端の高さの233cmにぴったりと合わせました。転倒防止のため壁に固定しています。
タンスに合わせ、奥行きは50cmと深くしたので、本を奥と手前の二重の収納できます。多少不便なのですが、収納量を優先しました。
窓に面した机に向かうと、落ち着いて読書できそうな、心地良い書斉になりました。
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大瀧雅寛 (おおたきまさひろ)
有限会社 大滝建築事務所 代表
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