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大瀧雅寛 ↘

宿泊先はいつもユースホステル「別所温泉のユースホステル」

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ここ最近、遠隔地での仕事が多くなりました。宿泊先を探す際は、ホステルやユースホステルなど「アットホーム」な宿を探します。ここ別所温泉のユースホステルには、この8月は 3回もお世話になりました。ここには楽しみにしていることがたくさんあるのです。

宿泊先はいつもユースホステル「別所温泉のユースホステル」

私の小さな旅は、仕事と兼ねたものです。長野県上田市の別所温泉のユースホステルが、この地での常宿となりました( 2020.09.04)

2020.09.05

宿泊先はいつもユースホステル「別所温泉のユースホステル」

遠隔地での打ち合わせは、住まいてさんに少しわがままをいい、土曜日の午前中を打ち合わせの時間にしてもらいます。その後の夕方、地元の温泉につかり、ユースホステルに宿泊し、日曜日の朝を迎えるのです。

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住まいてさんのお宅から 1時間半ほど離れた所に、ユースホステルがあります。チェックインをし、ドミトリーに荷物を下ろすと、今日の私の「仕事」は終わりです。狭山からの行きの時間を含めると、4時間以上車に乗っているので、まずは、温泉街を散歩したくなります。

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私の最初のご褒美は温泉です。歩いて行ける所に温泉がいくつもあります。私はここ別所温泉で、温泉の良さを知りました。その良さがわかる「年齢」になったともいいますが。この「大湯」のように、温泉街にある宿泊施設を伴わない公衆浴場を、「外湯(そとゆ)」というそうです。

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朝はいつもの習慣で、明るくなる少し前に起きます。ドミトリーの窓を開けるとベッド脇のソファーに、まるで映画でも観賞するようにゆったりと座ります。すると鳥たちが一羽また一羽と、明るくなるのに合わせてさえずり始めるのです。森に囲まれたホステルの特権です。

宿泊先はいつもユースホステル「別所温泉のユースホステル」

ダイニングでは朝食だけでなく、ペアレントさんや他の旅人さんとのコミュニケーションも楽しみです。朝食後、その日の予定を考える時に、おすすめの場所を教えてもらえます。旅先での出会いは一期一会、今回出会ったライダーの方とは、またどこかで出会えるのでしょうか。


以前の私は、ユースホステルの「ユース」という名前から、若い人専用だと思っていましたが、子どもさんから年配の方まで、幅広く利用できます。日本には北海道から沖縄まで200か所以上のユースホステルがあるそうです。

宿泊先はいつもユースホステル「別所温泉のユースホステル」

ユースホステルは「人と人とのつながり」「人と自然とのつながり」を大切に考え、旅する皆さんの「出会い」や「交流」の機会や場所を提供することで、世界中の旅人たちをサポートいたします。

» ユースホステルが大切にしていること

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海外でも国内でも、観光地を巡り、美味しいものを食べるというのも旅行の楽しみですが、それ以上に「地元の人たちや同じ旅行者の人たちと話し、コミュニケーションを図る」「訪れた場所の自然や風土を直接肌で感じる」ということが、「旅の想い出」として後々まで皆さんの記憶に残るものと私たちは確信しています。

» ユースホステルの特色

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日本のユースホステルではマネージャー(施設管理者)を「ペアレント」と呼びます。ペアレントは子どもたちが実家に帰ってきたようなつもりで、皆さんを温かく迎えます。

» 泊まるだけでは物足りない? ユースホステルの特色

宿泊先はいつもユースホステル「別所温泉のユースホステル」

なるほど、ユースホステルでの居心地の良さの理由は、山形の祖母を訪ねた時のことを、どこか心の奥の方で、思い出していたからでしょう。大きな座卓をひとりで使わせてもらいながら、そう思うのでした。

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今回の打ち合わせでは、住まいてさんの庭先の畑から「これで最後だから」と、たくさんの枝豆を枝ごと頂いてしまいました。食べきれないほどたくさんの枝豆、ペアレントさんにお裾分しました。

宿泊先はいつもユースホステル「別所温泉のユースホステル」

私の暮らす埼玉県狭山市から「200km」も離れた地に、私のことを記憶してもらえる人がひとり増えてくれたのも、アットホームな「ユースホステル」ならではのことでしょう。

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