430MHzの5eleループアンテナを自作しました

再開局するにあたり、自作を楽しもうと考えたのですが、さすがに私には無線機の自作は無理ですので、移動運用のためのアンテナを自作することを決意しました。第１作には、430MHzのアンテナをと考えていたところ、「5eleループアンテナ」に出会いました。ハムフェアの、所沢アマチュア無線クラブのブースで並んでいた、アンテナ自作キットです。

私は小学生の頃からの、ラジオ少年です。アマチュア無線の免許は、中学生２年の時に取得しました。平日に学校を休みを、蒲田の試験会場へと向かった日の罪悪感と開放感は、今でもはっきりと覚えています（ 2018.11.03）

2018.11.03

私はキットでしたので、部品を揃える手間がなかったのですが、このアンテナは、100円ショップに並んでいる色々な商品を、うまく流用して作られたユニークなものです。

このアンテナの設計者は、ローカルの JK7TKE：福井さんです。

事前に、私の弟に頼んで、やっかいな穴開けを済ませておきました。

土曜日の今日、朝８時から、半田ごてをコンセントに差し、工作を始めました。お昼ごろまでに製作は順調に進んだのですが、最後の仕事である、M型コネクタとエレメントの半田付けで、泥沼にはまりこんでしまいました。

どうしても半田がうまく載らず、かみさんの手を借りながら、１時間以上もかかってしまいました。後日、福井さんに聞いたところ、エレメントの銅線を半田ごてで余熱しておくと、半田がうまく流れていくとのことでした。

ようやく、３時ごろ完成しました。アンテナを庭に出して、カメラの三脚に載せてみました。

小さく軽いアンテナなので、カメラを三脚にセットします。マストは100円ショップで買った１ｍの角材、クロスマウントも100円ショップで買った、園芸用の部品を流用しました。接続はビスを使うのではなく、ビニールテープで巻いただけで十分でした。

さっそく、無線機をつないでみます。ＳＷＲが２から下がりません。そんなことはないと建物とアンテナの距離を離して、もう１度試してみたら、スタブの調整をほとんどしなくても、ＳＷＲがストンと1.1まで落ちました。

飛び具合を試してみたいので、明日の移動運用に出かけることにします。その結果を、クラブのみなさんや福井さんに報告するつもりです。

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