グーグルの書き起こし機能「音声文字変換」が、読書感想文を手助けする
〈9408〉
https://anity.ootaki.info/9408/
私はもう何年もiPhoneユーザーなのですが、先日、Androidのスマホを購入しました。携帯電話として使うのではなく、グーグルの書き起こし機能「音声文字変換(Live Transcribe)」専用として使うためです。これは、話した内容をそのまま文字へ書き起こしてくれる、タイピングが億劫な私にお誂え向きな入力方法なのです。
「音声文字変換(Live Transcribe)」をするために、Androidのスマホを購入しました。最近のスマホは、アクセシビリティ(Accessibility)が高くいです。テキストはScrapboxにコピーしMacと連携させます( 2019.08.16)
2019.08.17
「音声文字変換(Live Transcribe)」とは、グーグルが2019年2月に発表したアプリです。話した内容をそのまま文字へ書き起こしてくれる、驚くほど便利な機能なのに無料です。
詳しい内容はGoogle Play Storeで、「音声文字変換」で検索ください。
残念ながら「音声文字変換」は、Androidでのみ利用でき、iPhoneでは利用できないのです。そこで、Androidのスマホを購入することにしました。
「音声文字変換」専用にするのが目的、CPUの性能は低くて大丈夫なので、安価な機種を選びました。
私が選んだのは、モトローラ「Moto G7」です。3万円ほどでAmazonから購入しました。
モトローラ SIM フリー スマートフォン Moto G7 4GB/64GB
SIMフリーなので、格安SIMを差してもいいのですが、Wi-Fi環境でのみ使うのであれば、SIMを差さないままで使うことができます。
レンズの下のあるボタンが指紋認証になっていて、人差し指を当てると立ち上がるのが、地味に便利です。
私のお盆休みが終わると、たくさんの宿題が終わらないと、娘がピンチな様なのです。公民の課題図書「夢へ翔けて」の、読書感想文が書けないと相談されました。まさに「音声文字変換」の出番です。
この本のあらすじを話す様に娘に頼み、私は「音声文字変換」をスタートさせます。
すると画面には、テキストがリアルタイムで書き起こされていくのです。 いつまでもずっと記録していきます。適当な所で止めると、テキスト全体をコピーします。
ペーストする先は、Scrapboxです。「夢を翔けて」というページを作成し、全文をペーストします。ScrapboxはPWAにして、デスクトップにアプリの様に登録してあるので、アイコンをタップすると瞬時にScrapboxが立ち上がります。スマホでの作業はここまでです。
娘のMacBookAirで、感想文を書き始めます。その手順です。
・MacBookAirのWEBブラウザで、Scrapboxの「夢を翔けて」のページを開く。
・長く続いたテキストを、句読点を入れながら箇条書きに分解する。
・箇条書きを取捨選択しながら、文、段落へと再構築する。
・縦書きができるワープロアプリの、原稿用紙のテンプレートにコピーし、枚数、20文字改行を意識して仕上げる。
私の中学時代は昭和50年代、私も同様に感想文には悩み、何度も書いては消しの繰り返しでした。
振り返ると、紙の上での書いては消しの作業が、無駄な様に思えるのです。 対してスマホやMacを使いこなしての、効率的な作業を教えることができた、娘の令和の夏休みでした。
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