1/3世紀を迎えて(1)お泊まり会から住まいを再考する
〈9354〉
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実はこの2020年3月末で、お陰さまで創業33年と3ヶ月「1/3世紀」を迎えます。昨年から楽しみにしていたのですが、3月を迎えると世界中が大変なことになりました。娘の通う中学校も臨時休校となり、突然、3月2日から春休みになってしまい、とても残念なようでした。そこで我が家で娘の親友を招き、「お泊まり会」を開催することになりました。
オオタキさんの家での、娘だけでなく家族全員の思い出となる、2020年3月のお泊まり会が始まりました( 2020.03.22)
2020.03.22
娘や親友たちは、2月末の学年最後となる登校日に、お泊まり会を我が家で開催することを決めたそうです。とはいえ、不要不急の外出は控えるとの時節に、お泊まり会とはいかがなものかと、家族でも話し合いました。
ですが、クラス替え前の大切な思い出にしたいという、娘や親友の気持ちを尊重し、予定通り開催することになりました。このお泊まり会は家内と私にとっても、春休みのお楽しみでもありました。
普段からこのような状態ではありませんが、お泊まり会前日のわずかな整理で、「お客様お迎えモード」となりました。住まいの理想は、『いつでも人を呼べる家』ですね。
普段はテレビが置いてあるLDKの掃き出し窓の横に、Macbookを載せた机を置きました。そのテレビは2階に和室に運びました。夕食後の映画観賞も、お泊まり会の楽しみなのだそうです。
普段は誰かの(私以外の...)ベッドになっているソファーですが、これから迎えるかわいいお客様のために、どこか緊張しているように見えました。
さて、そろそろ、駅まで迎えに行った娘が、3人の親友を連れて、戻ってくるようです。その親友のことを、「いつメン」というそうです。「いつものメンバー」の略なのだそうです。
1/3世紀を迎えてのことなのか、この大変な時節からだからなのか、私は住まいをことをいつも考えています。住まいにとって大切なことって何だろうと。
その答えはひとつではないのですが、毎日の生活の中で、ふとその答えに気付く場面があると、私はひとり感動してしまうのです。さて、お迎えした「いつメン」の第一声は、『この家でずっと暮らしたい!』だったそうです。
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大瀧雅寛 (おおたきまさひろ)
有限会社 大滝建築事務所 代表
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