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木造戸建て住宅の小屋裏側面の外壁にアンテナ設置

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この無線家の住まいは小屋裏収納がある木造2階建て。急勾配の屋根には上がることはできず、「それでもアンテナを高く上げたい」とのこと。バルコニーに面した小屋裏側面の外壁面に、2段のアンテナブラケットを取り付け、3.2mのマストを取り付け、3バンドの2段GPアンテナは、上下に昇降できます。

木造戸建て住宅の小屋裏側面の外壁にアンテナ設置

#アマチュア無線 #アンテナを設置

2025.03.20

木造戸建て住宅の小屋裏側面の外壁にアンテナ設置

アンテナブラケットを取り付けるために、大掛かりに外壁を貼り替えた訳ではありません。ちょうど外壁面が原因と思われる「漏水修理をしたいと考えていた」とのこと。それならばと、小屋裏側面の外壁サイディングを剥がし、構造用合板を一面に貼ってからの、壁下地補修工事を行いました。

木造戸建て住宅の小屋裏側面の外壁にアンテナ設置

木造戸建て住宅の外壁はサイディング貼りが主流となっていますが、2000年の以前と以降では貼り方が変わりました。2000年以降は、外壁下地の構造用合板とサイディングの間に隙間をつくり、通気層としています。なので、アンテナプラケットを取り付ける箇所には、下地材を入れる必要があります。

木造戸建て住宅の小屋裏側面の外壁にアンテナ設置

アンテナプラケットの取り付けビスの間隔は、木造の柱幅 105mmよりも広く、1本の柱には取り付けられません。柱の脇にもう1本柱をだかせました。高耐食溶融メッキ鋼のマストは31.8φ、3.2mを選びました。アンテナのメンテナンスをする時は、プラケットのボルトを緩め、マストを下げて安全に行えます。

木造戸建て住宅の小屋裏側面の外壁にアンテナ設置

当初、「50M / 144M / 430M」の3バンドGPを取り付けましたが、1年ほど運用したところ、50MHzのノイズが大きく、運用ができないことがわかりました。そこで「144M / 430M / 1.2G」の3バンドGPに取り替えました。アンテナのメンテナンスのしやすさを考慮しての設置したので、容易に取り替えできました。

オオタキラジオ建築工房 CQ ham radio(CQ誌)4月号の巻末モノクロ広告に広告を載せてもらいました。永く無線を楽しんでもらえるよう、1級建築士としての知見を活かし、アマチュア無線家のための住まい作りのお手伝いします。アマチュア無線に限らず、お住まいのことならお気軽にご相談ください。7コールを持つ大工の弟とお伺いします。

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大瀧雅寛 (おおたきまさひろ)

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