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「仕事」とは、心の中にある大事なものを、目に見える形にすること

〈9956〉

自分の「使命」を全うするとは、何が正しく、何が最善なのかを考え続けること。工事現場で問題にぶつかったときは、まず「何が最善であるのか」から考えていきます。そして「仕事」とは、「心の中にある大事なものを、目に見える形にすること」だと考えています。

「仕事」とは、心の中にある大事なものを、目に見える形にすること

屋根の先端が創り出す、青空との境界線を現場で考える。その境界線に最善な形とはどのようなものだろうか。見ることが、私の仕事です( 2017.08.03)

2017.08.03

何かに対して「使命」を感じるとはどういうことであろうか?

それは何が「正しく」何が「最善」であるかという、

あなた自身がもっている高い理念を達成させるために、

自分の仕事をすることである。

フローレンス・ナイチンゲール『看護覚え書』現代社 2011

自分の「使命」を全うする。どんな仕事も目的はひとつ、「誰かの役に立つこと」ではないでしょうか。住まいてさんのため、我々職人のため。出来上がった住まいの前を、散歩する人までも... 。

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しかし現実的には、その場に許された時間やコスト、安全性や耐久性を考え、最善にもっとも近い選択をすることになります。

けれども、ひとりで考えるのではなく、複数のひとで考えていくと、思わぬ解決策を、見つけることができます。そんなチームワークを保っていくことも、私の仕事、私の使命なのです。

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さて私と言えば、工事中の現場では、よくこんな所で図面を描いています。床下点検口の開口です。隠れていますと言う方が的確ですね。扇風機が、私に向いていないことにも注目して下さい。

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ものづくりには完璧はありません。出来上がったものを見て初めて、これ以外の方法があったことに、気づくこともあります。そんな時は、詩人ハリール・ジブラーンの言葉が、思い浮かぶのです。

仕事とは、心のなかにある愛を、目に見える形にすることである

ハリール・ジブラーン

心の中にあって目には見えない大事なものを、目に見える形にしていくことが、私の仕事です。この仕事において、私が持つ個性や力を、尽くした上でのことなので、ご容赦くださいと、心の中で住まいてさんに謝ります。

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