バルコニーへの段差に合わせた、バリアフリーステージ
〈9955〉
https://anity.ootaki.info/9955/
このお住まいのマンションのバルコニーは見晴らしいがよく、遠くの景色を満喫できます。バルコニーにでる掃き出し窓は、25cmほどの段差があり、車いすユーザーのご主人をバルコニーに出てもらうのは大変でした。そこで、バルコニーに出入りが楽になるような、バリアフリーステージを造りました。
バリアフリーステージの大きさは、持ち運べるように3分割にしました。使わない時は、ベッドの脇の壁に立て掛けておきます。木材は30mmの集成材を選び、クリア塗装をしました(2017.08.04)
2017.08.04
ステージの高さは、掃き出し窓の敷居に合わせました。
ステージから転落しないように、へりに立ち上がりを作りました。
25cmの高さがあるので、車いすに乗ったご主人を、
奥さんが持ち上げるのは、無理そうですが、
このステージへの乗り降りは、ベッドに取り付けた、
吊り下げリフトを、兼用するのです。本来、吊り下げリフトは、
ベッドと車いすとを、乗り降りをするためなのですが、
このリフトを活用して、このステージの上に乗るのです。
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大瀧雅寛 (おおたきまさひろ)
有限会社 大滝建築事務所 代表
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