インナーガレージ天井に、H鋼を取り付け
〈9952〉
https://anity.ootaki.info/9952/
2007年に竣工した、杉板貼りの木造校舎のようなお住まいです。「車のメンテナンスをするために、チェーンブロックを取り付けたい。インナーガレージの天井にH鋼を取り付けてほしい」と、ご依頼をいただきました。
壁にかかっているのは、溶接するときのかぶり面(2017.08.07)
2017.08.07
このお住まいは、杉板貼りの外壁です。
8年が経過したような劣化がありません、
軒を大きく出したことにより、外壁の雨がかりが少ないことと、
杉板の塗装は、外壁に貼る前に、住まいてさんご夫婦が、
何日もかけて、杉板の両面を丁寧に塗装したことによります。
このインナーガレージは、カーポートとしてよりも、
車のメンテナンスのために、利用されています。
インナーガレージの内装は、OSB合板貼りです。
天井に取り付けたH鋼は、チェーンブロックのレールにするためです。
H鋼の端部がしっかりと固定できるように、天井を折り上げました。
今回、チェーンブロックを取り付けることによって、
エンジンを引き上げが、ひとりでできるそうです。
天井左端の開口は、2階の納戸につながっています。
エンジンのスペアや、タイヤなどを収納しているそうです。
というのも、住まいてさんの愛車は、
知る人ぞ知る「マツダ・オートザムAZ-1」。
1995年の生産を打ち切り後、20年経っている車なのです。
ガルウィングドアに関しては、サイドシルがシートの座面よりも高いため、ミニスカートの女性を乗せるにはコツが必要だった。
「窓がほとんど開かない」「体格的に乗り手を選ぶ」といった作りと、発売された時期がバブル崩壊の最中といったこともあり販売台数は低迷、1995年に生産を打ち切った。総生産台数は4,392台。
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