自分で蒔いた種は自分で刈り取る(you reap what you sow)
〈9941〉
https://anity.ootaki.info/9941/
当初は、コンクリートの通路の幅を狭くしておき、左右に花壇を残しておきました。人が手をかけない花壇に生えてくるのは、ドクダミなどの雑草ばかりになってしまいました。昨年秋の工事で、花壇に防草シートに砂利を敷き詰めましたが、ドクダミは何回抜いてもしぶとくて。
「色とりどりの花が咲く、花壇の中を通り抜ける」とはいきませんでした(2017.08.18)
2017.08.18
防草シートの隙間という弱点をせめて、陽の光を求めるドクダミ。
ですが、さすがに弱々しいですね。
「自分で蒔いた種は自分で刈り取る(you reap what you sow)」と言うのは、
英語由来のことわざなのですね。
身を以て経験する。草をむしりながら考える。
とある建築家の言葉を思い出します。
「どんなことも2回目に正解がわかる」
「1回目は、最善を尽くしたとしても、どこかで失敗してしまう」
「その失敗から学び、2回目にようやく正解がわかる」
設計室の中で設計を完結させるのではなく、現場で設計を進めていくようになっていきました。
さて私と言えば、工事中の現場では、よくこんな所で図面を描いています。
床下点検口の開口です。隠れていますと言う方が的確ですね。
ものづくりには完璧はありません。
出来上がったものを見て初めて、
これ以外の方法があったことに気づくこともあります。
そんな時は、詩人ハリール・ジブラーンの言葉が、思い浮かぶのです。
仕事とは、心のなかにある愛を、目に見える形にすることである
心の中にあって目には見えない大事なものを、
目に見える形にしていくことが、私の仕事です。
うまくいかなかった時も、
私が持つ力を尽くした上でのことなのでご容赦くださいと、
心の中で住まいてさんに謝ります。
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