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大瀧雅寛 ↘

操作しやすい分電盤と分電盤の高さ

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分電盤は普段は使わないものなので、洗面室のドアの上など高い位置に設置されています。しかし、その位置では、停電などの緊急時、ブレーカーの操作がしにくくなります。バリアフリー住宅では分電盤も、スイッチやリモコンと同じように、壁の手元廻りのレイアウトに加えるようにします。

操作しやすい分電盤と分電盤の高さ

壁に取り付ける分電盤は、縦型の半埋め込み型がおすすめです。この住まいでは、分電盤の突出部を考慮し、ユニットバス面の壁から、分電盤が取り付く壁をわずかにずらしておきました(2017.08.30)

2017.08.30

通常、洗面室内に設置されることが多いですが、普段から目にしやすい、廊下の壁面などに設置するようにしています。

操作しやすい分電盤と分電盤の高さ

このお住まいの住まいてさんは車いすユーザーなので、分電盤は玄関室の壁に取り付けました。半埋め込み型なので、突出部を薄く納めることができます。


我が家の分電盤の位置は、ありがちな洗面室の引き戸の上にあります。引っ越した時のリフォームの際、分電盤を増設しました。

操作しやすい分電盤と分電盤の高さ

私が子どもの頃は、家族全員で旅行に出かけるときは、分電盤をブレーカーを、下ろしていた思い出があります。電気や家電製品に、絶対の安心感を持っていなかったからでしょうか。

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