キャットウォークの居心地は、いかがでしょうか?
〈9887〉
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たくさんのキャットウォークが楽しい、2人と2匹のお住まいです。お引越から3ヶ月が経った頃に、お伺いした時の記事です。キャットウォークがどのように利用されているのか、とても楽しみでした。この後、さらに、妹ニャンズが増えることになるのですが。
リビングのテレビ台の周りには、猫グッズがいっぱいでした。「見たことあるおじさんが、また来てる...」
2025.04.04
高いところからは、家の隅々までよく見えます。パパさんとママさんが、どこにいるのかわかります。お気に入りの場所は1カ所ではなく、その日、その時の気分で、くつろぐ場所を、変えているとのことでした。
棚板の間隔を、図面上で決めるのは難しくかったので、可動式にしておきました。何枚かの棚板には、真ん中に丸い穴が空いています。
「...。よいしょっ! 」この穴をくぐってくれました。なるほど、尻尾って、バランスをとるために必要なのですね。
このキャットウォークには、テレビ台から登っていくか、テレビの裏側にある、階段から登っていきます。
この階段は途中からなので、その下はダンボール製の階段になっています。邪魔なときは、軽いので簡単に移動できます。
テレビの上の棚には、ベッドを置いてありました。この棚は、テレビの形に合わせた五角形になっています。ちょうどこの場所は、エアコンからの温風があたる場所で、とても暖かいようです。また、テレビからの熱を利用した「床暖房」にもなっています。
窓の外側には、窓と同じ幅の物置が置いてあります。この最上段の棚からは、物置上部の隙間から、道行く人たちを眺めることができます。平日、パパさん、ママさんが帰って来るのを、ここで待っているようです。
一見細長いキャットウォークにしか見えませんが、猫ちゃんたちが、いろいろな体験ができるようになっています。
•「温かいところ」
•「暖かくないところ」
•「外が見えるところ」
•「家の中が見通せるところ」
•「パパさんのパソコン机が見下ろせるところ」
•「キッチンに立つママさんが見えるところ」
そういうことが、居心地の良さにつながると思っています。我が家では猫を飼っていないのですが、自分が猫になったらどこにいたいのかを考えて、このキャットウォークを造りました。
ですので、このキャットウォークをよくよく見ると、私の深層にある願望が、垣間見えるかもしれません... 。
猫ちゃんの元気な毎日が楽しい、住まい手さんのブログをご紹介します。
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大瀧雅寛 (おおたきまさひろ)
有限会社 大滝建築事務所 代表
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