段差リフトは階段と濡れ縁のセットで〈9874〉

車いすユーザーのご主人のための出入り方法を考えました。お住まいはアパートでしたので、車いすで出入りするために、玄関やポーチを工事することができませんでした。そこで、テラスの掃き出し窓から、直接リビングに入れるようにしました。

段差リフトは階段と濡れ縁のセットで

リビングの掃き出し窓を出入り口にしました。掃き出し窓の前に小さな濡れ縁をつくり、段差リフトと階段で昇降します( 2017.10.24)


段差リフトは階段と濡れ縁のセットで

段差を解消するために、段差リフトを利用することしました。段差リフトを設置するためには、奥行きが1.50m以上必要で、既存のブロック塀を一部撤去して、そのスペースを確保しました。

リフトが下がった状態です。普段リフトはこの状態です。リフトの脇には階段を造りました。

ご主人をリフトに乗せると、奥さんはこの階段を上がり、ぬれ縁に先まわりすることができます。

段差リフトは階段と濡れ縁のセットで

フラップを下げた状態です。ぬれ縁と同じ高さまでリフトが上昇すると、リフトは自動的に停止します。

リフトの奥に見える黒いハンドルを前に倒すと、フラップが前に倒れて、ぬれ縁との隙間をなくします。この操作は手動です。

リフトは電動で昇降するので、100Vの電源が必要です。ぬれ縁の脇の既存コンセントが利用できましたので、電気工事は不要でした。

予算を抑えるために職種を減らしました。ブロック積みの外構職人と、ぬれ縁を造る大工の2職種で済みました。リフトの設置は、私とリフトメーカーさんとで行いました。

木製デッキは屋根の有り無しで大きく寿命が変わります。ちょうど、上の階のバルコニーが、このデッキの屋根替わりになりました。

段差リフトは階段と濡れ縁のセットで

リフトの下部はオープンになっているので、リフトを下げるときは、

その前にリフト下の空間に、障害物がないか確認する必要があります。

また、リフトには積載荷重が決まっています。

このリフトは200kgなので、介助者も同時に乗ることができます。