重厚な和風建築の縁側に設置した段差リフト
〈9872〉
https://anity.ootaki.info/9872/
入母屋造りの重厚な和風建築のお住まいです。玄関には立派な式台があり、玄関土間から床までの高さは50cmほどあり、車いすでの出入りは困難でした。そこで、車いすユーザーが気軽に外出できるように、縁側の外に段差リフトを設置して、その掃き出し窓を出入り口としました。
立派な植木の隙間を、斜めにぬって駐車場からのスロープをつくり、庭からアプローチします。段差リフトを利用し、掃き出し窓を出入り口にしました(2017.10.26)
2017.10.26
段差リフトを降ろした状態です。7cmほどのリフトの厚さが、残ってしまいますので、この段差を上がるのが苦手な方のときは、コンクリートをその厚さ分、掘り下げることもあります。
左右には手すりがあり、メッシュネットが貼ってあります。
段差リフトを上げていきます。ロールスクリーン状の伸縮するメッシュネットが、猫などが入りこまないように、リフト下の隙間をふさぎます。
リフトのスイッチは、柱にマグネットで付いています。
サッシをまたぐように、タラップを手動で下げます。
立派な和風庭園で植木がたくさんあり、その隙間を斜めにぬって駐車場までスロープを造りました。傾斜も緩くなりました。
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