別の選択の余地を、残すように心がけること
〈9862〉
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イタロ・カルヴィーノの、『カルヴィーノの文学講義―新たな千年紀のための六つのメモ』より。
まっすぐ行くこともできるし、曲がることもできる(2017.11.02)
2017.11.05
住まい造りや、生き方にも、同じことかもしれません。
私が物語に与えようと思っている全体的な願いと、
両立できる意味は何であり、できないのは何かということを見定め、
またその際には必ず何かしら、別の選択の余地を残すように心がけること、
これが私のすることになります。
イタロ・カルヴィーノ『カルヴィーノの文学講義―新たな千年紀のための六つのメモ』朝日新聞社 1999
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