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大瀧雅寛 ↘

大きなLDKを、24時間暖める続ける薪ストーブ

〈9847〉

南斜面に建つこの住まいの、30帖程あるLDKには、大きな吹き抜けあります。この大空間を温める「薪ストーブ」は、少ない薪でも長時間燃焼させることができる、「触媒方式」にしました。家族が集まるLDKだけでなく、繋がる個室までも、この薪ストーブは24時間暖めてくれます。

大きなLDKを、24時間暖める続ける薪ストーブ

デッキにつながるLDKの掃き出し窓の隣りに、薪ストーブを置きました。デッキでうらめしそうです。心地よさ、火っていいですね( 2017.11.20)

2017.11.20

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薪ストーブは、薪の手配が大変です。

顔の広い住まいてさんが、地元の方々から伐採した木を譲り受け、

庭先で数年乾かしたものです。広葉樹が適しているとのことです。

私の工事現場から発生する建築端材は、針葉樹が多いので、

薪としては、あまり適さないとのことでした。

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暖かくすることだけが薪、ストーブの役割ではないようです。

「火のゆらめき」「薪のこげるにおい」「ぱちぱちと薪がはぜる音」、

五感に語りかけてくるからこそ、心の奥まで暖められるようです。

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暖炉の前に腰を掛け、炎を見ているとき、

見上げれば空が見えるように、高窓も造っておきました。

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