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大瀧雅寛 ↘

乳幼児の年齢に合わせた、木製ベッド

〈9791〉

保育園から、乳幼児のベッドの製作を依頼されました。3辺は丸格子を立てた壁、手前の壁は片引き扉にしました。乳幼児の年齢に合わせ、いくつかの寸法で造りました。これからクリア塗装を始めるところです。このベッドで寝る乳幼児たちには、どんな世界が見えるのでしょうか。ぜひ、尋ねてみたいです。

乳幼児の年齢に合わせた、木製ベッド

私の最古の記憶は1帖の浴室の中でした。私が仰向けで抱きかかえられながら、頭を洗ってもらっている場面です。母の向こう側に天井が見えていて、その天井の印象が強いのは、母が私の目に湯が入らないようにしてくれていたからだと思います(2018.01.15)

2018.01.15

乳幼児の年齢に合わせた、木製ベッド

手前のパネルは引き戸になっていて、他の3面は丸格子になっています。

安全な丸格子を間隔を、保育園と相談しました。

乳幼児の年齢に合わせた、木製ベッド

枠と引き戸は、枠に「凹加工」、建具に「凸加工」で組み合わさります。

乳幼児の年齢に合わせた、木製ベッド

その引き戸のパネルは、取り外せます。掃除がしやすいです。

乳幼児の年齢に合わせた、木製ベッド

床パネルは、クッション入りのシート貼です。

大量生産しないので、ご要望に応じた寸法で製作しました。

私たち大人から見ると、ひとつのベッドなのですが、

乳幼児からこのベッドは、ひとつの部屋に感じるのでしょうか... 。

そして上を見上げると、保育士さんの顔は、おひさまのように... 。

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