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大瀧雅寛 ↘

柱と柱の間に、吹付け断熱材を充填する

〈9790〉

年末も12月29日、仕事納めとなったのは、この『断熱吹付け工事』でした。柱と柱の間、住宅の躯体に直接吹付けて発泡させる、吹付け断熱工法は気密性も高く、工事の翌日から、その違いが体感できるので、秋から冬にかけての工事期間の現場では、現場の私たちもずいぶんと、その恩恵を受けています。

柱と柱の間に、吹付け断熱材を充填する

施工方法は、スプレーのように霧状の液体の吹き付けるのですが、発泡倍率が100倍もあるので、厚みをコントロールするのが、とても難しいそうです。また、柱や梁や床などを汚さないように、ていないな養生も必要です。(2018.01.16)

2018.01.16

柱と柱の間に、吹付け断熱材を充填する

この断熱材は柔軟性に富んだ連続気泡構造で、吸音性に優れています。柱は105mm角ですので、壁の厚さも105mmになりますが、その柱の間に断熱材を吹き付けるので、断熱材の厚さは平均75mmです。

柱と柱の間に、吹付け断熱材を充填する

断熱吹付けに先立ち、断熱材に埋もれてしまう部分の工事が必要です。よく見ると、正面壁の柱と問柱の間に、細い下地材が入っています。この下地材は、食器棚を取り付けるためのものです。

また、天井には3本のダクト(パイプ)があります。左は2本1組で、熱交換型の換気扇のためのパイプ、断熱ダクトです。右の1本はレンジフードのなので、鉄ダクトを不燃材を巻いています。

柱と柱の間に、吹付け断熱材を充填する

2017年、年末の午後2時に撮影した画像です。2掃きだし窓からは、室内のこんな奥にまで日差しが入ってきます。さすが、2階のLDKならではですね。

間取りを考えているとき、LDKをどこに位置させるか、ずっと悩んでいたのですが、やはり、この位置でよかった!

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