子どものころ遊んでいた場所に、どんな家を建てさせてもらおう
〈9763〉
https://anity.ootaki.info/9763/
子どものころ遊んでいた場所に家を建てる... 。いつかは、そんなこともあるだろうとは思っていましたが、それが現実となりそうです。私たちの行動半径は、自転車に乗り始めると一気に広がり、この空き地は格好の目印だったのです。私が小学生だった40年以上前と同じように、ここは空き地のままでした。
いくつかの偶然が重なり、この住まいてさんと出会うことができました。建設予定地を聞くと、私は「!」となり、住まいてさんからは『ご縁があったのですね』と...(2018.02.12)
2018.02.12
私が小学生の頃の東京都下には、こんな空き地がたくさんありました。
そして、こんな空き地で遊びことを寛容してくれる、良き時代でした。
小学校から帰ると、毎日のように自転車を乗り回していた小学生の頃の、
その時のままの空き地に、引き寄せられるように、私は戻って来たのです。
『子どものころ遊んでいた場所』は、世代によって違うそうです。
私の世代の昭和の小学生は「空き地」、次いで「家の中」「公園」。
今の平成の小学生は「家の中」、次いで「家の周り」「公園」でした。
その理由は、「空き地」が少なくなっただけ、ではないようですね... 。
この空き地を目印に路地を右に曲がり、突き当たると左に曲がり、
一つ目の交差点を右に曲がって、急な坂道をゆっくりと下っていきます。
その坂道を下りきる手前には駄菓子屋があって、そこで何かを手にすると、
その先の『坂下公園』と呼んでいた空き地では、もう仲間が待っています。
思い出の中、40年以上も前の小学生の『私』は、自転車で急いでいます。
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