時代とともに捨ててしまうものの中に
〈9741〉
https://anity.ootaki.info/9741/
毎朝、オオタキラジオを投稿するようになり、この記事が「259番目」となりました。何よりも嬉しいのは、住まいてさんのお宅に訪問すると、ニコニコと『オオタキラジオ、見ていますよ!』と言ってもらうことです。昨日のことを思い起こしてみると、直接お会いしたひと、電話で会話をしたひとは、10人ほどですが、オオタキラジオをご覧いただいた方は「160人」も。なんと、これほどの違いがあるのです。
毎朝、3時から4時に目を覚ますと、すぐにここに座り込みます。3月になって暖かくなったことを、断熱が不十分な我が家で実感できるのです(2018.03.06)
2018.03.06
昨日、この「オオタキラジオ」をご覧いただいた方から、
『中古マンションの内覧から、立ち会ってからもらいたい』と、
本当にありがたい、バリアフリーリフォームのご依頼をいただきました。
こんな嬉しいことばかりだったらいいのですが、逆のこともあるのです。
とある計画が中止となったときに、依頼主から言われた時がありました。
『確かにオオタキさんには、たくさんの図面を書いてもらったが、
こうなればこの図面は、私たちにとっては、ただのゴミですから』
他にも、キャンセルとなった依頼主からは、こんなメールがありました。
翌週からの着工の日取りを決めると、依頼主宅からの帰り道の電車の中、
『どうすれば、もっといい住まいになるか』と、考え続けていました。
帰宅すると、その依頼主からのメールが届いていました。
私への依頼をキャンセルする旨が、手短に書かれているだけで、
1年にわたり数十回にも及んだ、たくさんの「打ち合わせ」については、
何も、触れられていませんでした。
なるほど、このご時勢です。私など、『お呼びでない』のかもしれません。
そんなときは、「縁がなかった」と思うしかありません。
ですが、こんなご依頼を頂くので、私は一歩前に進めるのです。
このお住まいは、鉄筋コンクリート造の地下室・地下車庫がある、
3mの高低差を活かした、3層住宅です。こんな施工難度の高い住まいを、
地下室の実績など、ほぼない私を信頼し、依頼してくれたのです。
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