『ソファーのかさ上げ』車いすから移乗しやすくする工夫

ゆったりとくつろぎたいとき、ソファーはかかせませんが、そのソファーに、車いすから気軽に移乗できることが大切です。バリアフリーで高さの話といえば、「足元の段差」ばかりが注目されていますが、「座る高さ」も大切です。車いすから、ベッドやトイレ、ソファーなどに移乗する際には、その「座る高さ」を、同じ高さに揃えることが大切なのです。

このような簡単な工夫でも、住まい手さんに喜んでもらえるのも、バリアフリーリフォームならではです（2018.03.15）

2018.03.15

このお住まいは、寝室の一番落ち着く場所に、ソファーが置かれています。ソファーの高さは、車いすの高さよりも、８cmほど低くなっていました。ソファーをかさ上げして、車いすからの移乗をしやすくしました。

そこで「４ヶ所の脚」を取り替え、座面の高さを８cmほど高くして、車いすの座面高さに合わせ、車いすからの移乗がしやすくなりました。

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こちらのお住まいは、イケアのソファーです。座った時に体が沈み込まないように、座面が固めのものを選んだそうです。

実は「４ヶ所の脚」を、キャスターに取り替えました。車いすの座面と同じ高さとなるように合わせました。

キャスターを取り付けたのは、ソファーを簡単に移動させ、『自由にリビングの模様替えができるようにしたい』という、住まい手さんの要望からでした。

ソファーをかさ上げする、もう一つのメリットは、ソファーを移動しなくてもソファーの下まで、「自動掃除機」が掃除をしてくれることです。

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