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『生きるために欠かせないもの』、私にとっては何だろう

〈9703〉

『NO GREEN NO LIFE』。この文字を前にして私が考えたことは、「私にとって『生きるために欠かせないもの』は何なのだろうか」ということでした。もちろんひとつだけ、ではないでしょう。そこで、このオオタキラジオのもうすぐ「300」になる記事の中から、探してみることにしました。

『生きるために欠かせないもの』、私にとっては何だろう

港の見える丘公園の「香りの庭」のような、平面の単調を避けるために、周囲から見下ろすようにした花壇を、「沈床花壇」というそうです。まるで、美しい花々が、水面の底で佇んでいるようでした(2018.04.13)

2019.08.10

この「オオタキラジオ」には、「住まいづくり」にかかわらず、たくさんのキーワードが登場しますが、その登場回数を調べると、キーワードの「ベスト3」は、次の通りでした。

『生きるために欠かせないもの』、私にとっては何だろう

• 第1位:「思い出」

• 第2位:「生きること」

• 第3位:「住まいてさん」

『生きるために欠かせないもの』、私にとっては何だろう

なるほど私の予想通り、「思い出」なのでした。

毎朝、無意識に、心に浮かんできたことを、書いているのですが、なるほど、正直なものですね。

年齢とともに失っていくものは、たくさんありますが、「思い出」というのは、増えていくものですよね。増えていくと聞いて、何だか、それだけでも楽しくありませんか。

『生きるために欠かせないもの』、私にとっては何だろう

それでもあなたには、まだあなたの幼年時代というものがあるのではありませんか、あの貴重な、王国にも似た富、あの回想の宝庫が

リルケ『若き詩人への手紙・若き女性への手紙』 新潮文庫 1953

『生きるために欠かせないもの』、私にとっては何だろう

実際に私自身の幼年時代を思い出そうとしても、思い出せることは、いくつもありませんが、それは忘れてしまったということではなく、すでに、「私自身の一部分となってしまった」からだと思うのです。

私自身の一部分となるほどに、大切なものだったと思うのです。

『生きるために欠かせないもの』、私にとっては何だろう

その「思い出」について書いた記事から、ふたつピックアップしました。高校3年の時に進路に悩んでいた時の記事と、祖父への感謝のような記事です。

https://anity.ootaki.info/9703/