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大瀧雅寛 ↘

応接間を兼ねた、バリアフリーな玄関室

〈9599〉

神奈川県のこのお住まいは、ご夫婦さんと車いすを使う娘さんの3人住まいです。2004年の夏に完成した、バリアフリーリフォーム工事から、1年半たちました。今回、小さなメンテナンス工事のご依頼をいただいて出かけました。お伺いしてみると、楽しい飾りものやパネルがいっぱいで、とても明るい住まいになっていました。

応接間を兼ねた、バリアフリーな玄関室

6帖程ある玄関室は、車いすで出入りしやすいように、玄関土間のタイル面と、フローリング面はほとんど平らにしてあります。玄関室の両側には、造り付け家具の玄関収納があります(2018.06.23)

2018.06.23

応接間を兼ねた、バリアフリーな玄関室

向かって左側の家具は、間口3.5mと長く、高さは80cmと低めの寸法です。天板と同じ高さに手すりを取り付けてあります。この家具は、飾り棚にもなっていて、楽しい小物は来客を出迎えます。

応接間を兼ねた、バリアフリーな玄関室

向かって右側の家具は、高さが40cmとさらに低く、ベンチをかねています。上がりかまちの段差をなくすと不便なのが、靴の脱ぎ履きですので、このベンチに腰を掛けます。立ち上がりやすいように、側面の壁に、L字型に手すりを取り付けてあります。

応接間を兼ねた、バリアフリーな玄関室

玄関室、廊下、LDKと、インテリアはどの部屋も、同じにしてあります。明るくシンプルなインテリアになるようにしました。照明器具も、ダウンライトを多用しています。

応接間を兼ねた、バリアフリーな玄関室

玄関室、廊下、LDKと、普段は扉を開けっ放しにしておきたかったので、リフォーム工事の際には、温度がバリアとならないようにしました。この住まいは海に近いの暖かい場所なのですが、天井、壁、床、アルミサッシュに、充分な断熱工事をしてあります。

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