スロープを設置し玄関扉を取り替える、玄関ポーチのバリアフリーリフォーム
〈9597〉
https://anity.ootaki.info/9597/
3階建ての1戸建てのお住まいの玄関ポーチを、車いすで出入りできるように改修しました。敷地は北西の角地、玄関は北側の道路に面しています。道路面から1階床面までの高さは50cmほどでしたので、スロープで対応することにしました。
リフォームの前のアプローチは、玄関扉の正面に門扉がありましたが、スロープの長さを確保するために、玄関からできるだけ離れた位置から道路との出入口にしました(2018.06.24)
2018.06.24
以前は玄関扉の正面が、北側の道路とつながっていました。スロープの距離を確保するため、玄関から出来るだけ離した位置を道路につなげました。
スロープ面の仕上げはコンクリート、玄関扉の前は明るいレンガ色のタイル貼りです。スロープ面の仕上げをコンクリートにした理由は、スロープの傾斜角が大きかったので、滑りにくいことを優先したからです。
ところがその後、北側の日当たりの悪い所なので、コンクリート面が苔で汚れたようになってしまいました。滑り止めの塗料を塗りました。
以前は玄関扉は一般的な片開きドアでした。3枚引き戸の形式に取り替えました。有効開口幅は90cmほどです。
3枚引き戸の手前には、グレーチングを設置しました。
上がりかまちの段差は1cmほどです。
お住まいの北側全景です。玄関扉の正面の新しいブロック積みの所が、北側の道路とつながっていました。スロープを設置し玄関扉を取り替える最低限のバリアフリーリフォームで、車いすでの出入りができるようになりました。
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