3枚引き戸と段差リフトの、便利な組み合わせ
〈9595〉
https://anity.ootaki.info/9595/
段差はバリアフリーの代表格です。段差を解消することが、バリアフリー住宅の第一歩ですが、それは屋内だけでなく屋外でも大切なことです。通常、玄関のまわりには、玄関ポーチに数段の段差、上がり框に20cmほどの段差があるのが一般的です。このふたつの段差をひとつにまとめて、1台の段差リフトを設置することにしました。
車いすでの玄関周りの段差は、ひとつにまとめます。玄関ポーチと玄関室内とをフラットにし、大きくなった玄関室内の上がり框の段差を、段差リフトで昇降します(2018.06.29)
2018.06.29
玄関ドアは3枚引き戸で1m程の開口幅を確保しました。
屋内外の段差をなくしても、屋内まで水が入らないように、排水溝を取り付けました。
一般的に玄関ポーチには数段の段差があるものですが、それをなくして玄関ポーチを低くしました。
建物の耐久性を考えると基礎を高くしたいので、床の高さは地盤面より60cm程になってしまいます。
玄関の上がりかまちの段差は、玄関ポーチを低くしたので、75cm程になりました。
置き階段と段差リフトを玄関室に設置して、車いすでも歩いてでも使いやすくなりました。
このように、車いすで出入りするときは左側から、普段の出入りは右側と、扉を引き込む方向が二通りになります。
玄関や玄関ポーチは、出入りのための大切な場所ですが、地域とのつながりといった観点でも重要な場所です。
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