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大瀧雅寛 ↘

収納家具を組み合わせ、一望できるクローゼット

〈9585〉

高齢ご夫婦のお住まいです。家の中心にある納戸は、5帖の広さで「L字型」に変形しています。リフォーム前は、色々な日用品を収納するために、いくつものタンスを置いていましたが、収納効率がよくありませんでした。「L字型」であることを利用して、収納効率をあげ、また一望できるように、納戸をリフォームしました。

収納家具を組み合わせ、一望できるクローゼット

耐震補強のために窓が小さくなり、クローゼットは暗くなってしまったので、ホワイトの家具で明るさを補いました(2018.07.14)

2018.07.14

収納家具を組み合わせ、一望できるクローゼット

60cm幅、奥行き40cmの「ベストー」を、窓の左側に3台並べました。タオルやペーパー類、ペットボトルなどの日用品を収納します。できるだけ「収納しているものを一望できる」様にしました。

収納家具を組み合わせ、一望できるクローゼット

窓の右側には、40cm幅の「ビリー」を並べました。本来は本棚なのですが、28cmの浅い奥行きは、小さな日用品の収納に便利です。

収納家具を組み合わせ、一望できるクローゼット

ここには衣類も収納します。100cm幅の「パックス」を2台並べました。扉は100cm幅の引き違いです。この引き違い扉には、取っ手がなく、やや開けにくいです。

収納家具を組み合わせ、一望できるクローゼット

上段には洋服を掛け、下段には引き出しを2段取り付けました。

収納家具を組み合わせ、一望できるクローゼット

すべてイケアの家具を設置していますが、ひとつだけ「偽物」ならぬ、「オーダー家具」を組み合わせました。左端の戸棚です。

収納家具を組み合わせ、一望できるクローゼット

オーダー家具にした理由は、余っていた幅が50cmほどで、「ベストー」の60cm幅が入らなかったからです。鍵を取り付けたり、棚板の枚数を増やしたかったことも理由です。

納戸には鍵の掛かる収納があると、在宅サービスを受け、たくさんの人が出入りする様になると、重宝するそうです。

収納家具を組み合わせ、一望できるクローゼット

住まいの収納法には鉄則があります。「使うものは使う場所に置けること」と、「1ヶ所に集中して収納すること」です。

さらに、高齢ご夫婦のお住まいでは、「収納しているものを一望できること」も大切です。色々な家具を組み合わせることで、たくさん収納でき、一望できるクローゼットになりました。

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