ユニットバスリフォームは、シャワー浴もできる様に
〈9574〉
https://anity.ootaki.info/9574/
このお住まいの浴室は、一般的な大きさの2帖で、新しいユニットバスに取り替えることになりました。ユニットバスのサイズ「1616サイズ」です。洗い場には、通常のシャワー付き水栓ではなく、「シャワー・ド・バス」を取り付けました。日々の生活の中では体調が優れず、入浴したくない時もあります。そんな日にでも、この「シャワー・ド・バス」で、シャワー浴ができるからです。
このお住まいは古い木造住宅です。浴室をユニットバスにリフォームするにあたり、シャワー・ド・バスを取り付けました(2018.10.13)
2018.10.13
ユニットバスの大きさ
ユニットバスのサイズ「1616サイズ」、壁の内寸法は 160cm x 160cmです。一般的な大きさですが、車いすでの使いやすさを考えると、もう一回り大きなサイズがいいです。
ユニットバスのレイアウト
同じ「1616サイズ」でも、ユニットバスのレイアウトは、2種類あります。ひとつは、この「入口正面がシャワー、浴槽が右側」になるレイアウトです。もうひとつは、「入口正面が浴槽、シャワーが右側」になるレイアウトです。どちらにも長所短所がありますが、このレイアウトを選んだのは、「シャワーに向かって直進できること」を優先したからです。
浴室ドアは2枚引き戸
開き戸や折れ戸ではなく、引き戸にしました。通常の引き戸ではなく、2枚引き戸にしたので、開口幅を広くできました。ですが「1616サイズ」では、80cmの開口幅を得ることができませんでした。段差のない敷居には、数ミリの段差がありますが、スロープがついています。
浴槽に入らずに、洗い場でのシャワー浴
入浴は浴槽に入るのではなく、「シャワー・ド・バス」による、シャワー浴です。自在に角度設定できるアームで、全身にシャワーを当てられます。通常のシャワーよりも細かい噴射で、お湯につかったように温まるそうです。
洗い場床と排水口
洗い場の床は、滑りにくいこと、掃除しやすいこと。排水口は掃除がしやすい様に、シンプルなこと。
既存の浴室窓をなくす
浴室の窓から暖かさが逃げてしまい、寒くなってしまうので、窓をなくしました。窓がないので外光が入らないが、LED照明で明るさを確保できます。窓がないので換気ができないが、最近にユニットバスは汚れにくくなりました。浴室の窓は結露が発生するので、黒く汚れやすい。窓がないと掃除の手間が省けます。
半身浴ができる、エコベンチ浴槽
浴槽床は2段になっているエコベンチで、半身浴もできます。この浴槽右端(浴槽ふた側)が、枕になる様に斜めになっています。エコベンチにかかとを載せ、寝そべる様に入浴できます。
洗面室の暖かさも大切にする
洗面室の既存窓に断熱2重窓を取り付け、窓からのひんやりをなくしました。窓の結露もなくせます。この窓上部の壁には、換気扇を取り付けましたが、その隣りに、ルームエアコンも取り付けました。入浴前、浴槽にお湯をはり始める際に、暖房を入れます。入浴時には、洗面室が暖かくなっている様にします。
https://anity.ootaki.info/9574/