長時間でも居心地よく快適な、リビング内トイレ〈9572〉

トイレの設計をする時に、「トイレを居室としてしつらえる」ことを大切にしています。これは長時間、トイレにいる方にとっては、なおさらのことと思います。このお住まいのトイレは、「水回り空間」としてではなく、「居心地のよい居室」として捉え、長い時間トイレにいても、居心地がいいようにと願いました。

長時間でも居心地よく快適な、リビング内トイレ

このトイレはインテリアにもこだわりました。ターコイズブルーのビニールクロスはなく、ビニールクロスに塗装したものです(2018.10.15)


長時間でも居心地よく快適な、リビング内トイレ

トイレは2帖ほどあります。汚物流しも取り付けました。

汚物流しが左側、便器が右側となるレイアウトにしたのは、

汚物流しを左側にした方が、右手で使いやすいからです。

長時間でも居心地よく快適な、リビング内トイレ

洋風便器は、通常のタンクレス便器です。当初から、

トイレチェアーで使うことを想定していたので、

便座の高さを車いすに合わせる様な、かさ上げはしません。

便座の上にトイレチェアーを、重ねる様に利用します。

トイレチェアーの座面は、柔らかいものに取り替えました。

長時間でも居心地よく快適な、リビング内トイレ

長い時間トイレにいても、快適に過ごせるアイディアを考えました。

簡単な机ですが、読書したり必要なものを置くことができ、

座位を保つためにも、役に立つとのことでした。

長時間でも居心地よく快適な、リビング内トイレ

トイレの入口は、3枚引き戸にしました。3枚引き戸のメリットは、

開口幅が広くなるだけでなく、どちら側でも開けられることです。

洋風便器を使う時は右側を開けて、トイレチェアに乗り、

背中側から入っていきます。

長時間でも居心地よく快適な、リビング内トイレ

一方、汚物流しを使いたい時は左側を開けて、

汚物流しと洋風便器との間に、車いすで正面から入ります。

長時間でも居心地よく快適な、リビング内トイレ

実はこのトイレ、LDKの端、キッチンの脇にあります。

やや極端ではありますが、トイレにすぐに行けるということは、

リビングでの居心地の良さに、つながっていく様です。

3枚引き戸を閉めると、トイレと感じさせない様にしました。