保育室と園庭をつなぐ縁側の大切な役割〈9544〉

子どもたちの居場所は、「室内なら保育室」「外で遊ぶなら園庭」と、どちらかになってしまいがちです。外で遊びたい子どももいれば、部屋の中で遊びたい子どももいるでしょう。そのどちらでもなく、どちらでもある様な縁側を造りました。最近の住宅では造ることがなくなった縁側をです。

保育室と園庭をつなぐ縁側の大切な役割

幼稚園での思い出は、今でも私の宝物です(2018.10.22)


雨の日の遊び場となるように、屋根はポリカーボネートにしたので、降ってくる雨を真下から、傘をささずに見上げることができます。

幼稚園のころの私は、いつも部屋の中で折り紙ばかりしていて、「たまには外で遊びなさい」と先生に叱られていました。

保育室と園庭をつなぐ縁側の大切な役割

一方こちらは、新しい園舎と古い園舎をつなぐ渡り廊下。

片流れ屋根をひばの柱と桁で支え、杉の腰壁にひば無垢板の床という、一見地味な渡り廊下。

それぞれの園舎は床高さが違うので床には緩やかな傾斜を付けました。

園舎は平行ではないので、廊下を途中で「くの字」に折り曲げました。

明るい縁側と対照的な、空間になりました。