水回りを一新、寒さ・暑さ・防犯の対策。築18年のお住まいをリセットする
〈9529〉
https://anity.ootaki.info/9529/
内装のリフォームといえば、まずは浴室からでしょうか。ユニットバスの設置に併せ、洗面台や洗濯機周りもリフォームしました。水回りに続き、耐震・寒さ・暑さ・防犯についても、リフォームしていくことになりました。
このお住まいは築18年の戸建て住宅。今回のリフォームは２回目になります。新築当初の16年前、ご両親を迎えるために１回目のリフォームしました。ユニットバス（浴室）、暑さ対策（ 2018.11.28）
2018.11.28
ユニットバスの扉は開口幅が広い折れ戸で、開口幅が90cmあります。加齢に備え、車いすでの利用を想定した備えです。ユニットバスへの出入りで困ってしまうのが、開口幅だからです。
天井には、暖房乾燥機が付いた換気扇です。２本にランドリーパイプで、室内干しに便利です。
以前の浴室には出窓があり、広々としていましたが、隣家に近いこともあり、最低限の大きさの窓に取り替えました。
たてすべり出し窓は開けた時も、人が侵入できる程広くなりません。また、窓の右側の角は、建物全体の出隅部分にあたります。この部分を耐力壁にすることにより、建物の耐震性を高めました。
この住宅が建てられた当時は、ペアガラスがまだ普及しておらず、単板ガラスが主流でした。単板ガラスは、外気に熱が逃げてしまい、結露もたくさんついてしまいます。
結露対策で、価格に対して効果があるのが、既存の窓の内側に、断熱２重窓を設置することです。窓枠と障子は、樹脂製で熱を伝えにくく、ガラスは選ぶことができます。
この和室にも2カ所、窓がありました。内障子を取り外し、断熱２重窓に入れ換えました。和室なので、ガラスは透明ガラスにせず、和紙調ガラスにしました。
２階の天井に取り付けた給気口は、屋根裏換気システムです。小屋裏内の熱気と、暑くなりがちな２階の廊下の空気を、強制的に外部に排出できます。
屋根裏温度が20度を超えると、自動的に運転を開始します。タイマーで換気する時間を設定ができます。「強」運転のとき、夜間の運転音が気になる時は、タイマーで夜間、運転しないように設定できます。
玄関ポーチには、自転車の出し入れに不便だった門扉を撤去しました。ポストや表札、インターホンは外壁に直接取り付けました。
門がなくなると防犯が気になります。玄関のドア錠をピッキングに強い、ディンプルキーに交換しました。
https://anity.ootaki.info/9529/
