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大瀧雅寛 ↘

造り付けクローゼットに、イケアの引き出しを使う

〈9528〉

主寝室として使われる和室に、ふたり分の洋服入れを、造り付け家具で製作しました。使い勝手を考えると、引き違い扉になります。天井の高い和室の一部になるように、扉の高さは、長押の上端に合わせました。その上も天井まで、ぴったりと合わせられました。地震の際にも安心なのは、やはり造り付け家具のメリットです。

造り付けクローゼットに、イケアの引き出しを使う

和室の造り付けのクローゼットです。家具の底板があると、床にたたみとの段差ができてしまうので、けやき縁甲板に直接溝を彫り、敷居代わりとしています( 2018.08.03)

2018.08.03

この洋服入れの本体は、しな合板で造りました。引き違い扉は米松柾目合板に、風合いを残したクリア塗装をしました。この洋服入れの中には、計10段分の引き出しがあり、引き出しは造るのに、手間がかかってしまいます。

造り付けクローゼットに、イケアの引き出しを使う

そこで引き出しだけは、イケアの「 PAX」を使うことになりました。5段ある引き出しは、「PAX・パックス」の750mm幅です。幅や奥行きを合わせ、引き出しレールのビス固定位置の補強しました。値段の割に引き出しレールも軽く動き、とても重宝しています。実はこの引き出し、欠品していて2ヶ月以上待たされました。

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