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ホワイトの壁にとけ込む、存在感のない玄関収納

〈9524〉

このお住まいのリフォームで、LDKを極力広くできるように、玄関室を最低限に切り詰めました。以前より狭くなってしまった玄関室を、広く見せる工夫を考えました。フローリング、階段、手すり。内装はプレーンなホワイトのにまとめ、壁にとけ込む様な玄関収納を造りました。

ホワイトの壁にとけ込む、存在感のない玄関収納

以前より狭くなってしまった玄関室を、広く見せる工夫を考えました。ホワイトにまとめたインテリア、玄関収納もホワイトです。ホワイトは圧迫感がなく、玄関室を狭く感じさせません(2018.08.06)

2018.08.06

壁にとけ込む、存在感のない玄関収納

左側にはLDKへの引き戸、正面には収納の折れ戸、右側に階段です。

廻り階段の1段目は奥の位置に引っ込め、玄関収納の奥行きと合わせ、

すっきり納めることにより、気持ちのいい玄関室になりました。

壁にとけ込む、存在感のない玄関収納

お出かけ前の身だしなみを、玄関土間に立って最終チェックをできる様に、

鏡を壁のタイルの中に埋め込みました。厚みの違いが楽しいタイルです。

タイルの厚みや模様の違いにより、違う色に見えますが同じホワイトです。

壁にとけ込む、存在感のない玄関収納

玄関収納の扉を上下に分割し、真ん中に物を飾れるスペースにしました。

分割することは、玄関に圧迫感を与えない工夫でもあります。

壁にとけ込む、存在感のない玄関収納

玄関収納の幅は95cm、内寸は91cmです。

91cmの棚には、棚1枚あたりに「4足」の靴を並べられます。

一方、既成品の玄関収納は幅は80cm、内寸は76cmなので、

1枚の棚には、「3足」の靴しか並びません。

わずか「15cm」の幅の違いで、大きな違いが出てしまうのです。

玄関室の限られたスペースを有効に活用するためには、

色や寸法を自由に選べる、オーダー製作の玄関収納は有効です。

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