古き良き洋館に似合う、玄関ポーチまで続く階段リフト
〈9445〉
https://anity.ootaki.info/9445/
この洋館は道路から2m程高くなっている敷地に建っていて、道路から12段の階段がありました。特に買い物帰りに住まいてさんは、この段差の上り下りが大変になってきたとのこと。そこで階段リフトを取り付けることとなりました。
古き良き洋館に似合う、アプローチの階段リフトです( 2019.07.08)
2019.07.17
門扉から10段の階段があり、玄関ポーチへと曲がり2段の上がります。
2段パイプのレールに沿って、階段リフトが昇降します。 階段の幅が充分に広かったので、レール取り付けても不便にはなりませんでした。
階段の傾斜や段差に合わせて、タイル貼りの壁柱に廻り込む様に、レールを曲げるのですが、レールを曲げる加工は、コストアップします。
広い玄関ポーチの、玄関ドアにできるだけ近づける様に、くレールを伸ばしました。
階段リフトから立ち上がると、数歩で玄関ドアです。
この木製の美しい玄関ドアは、内開きなのでリフトとは干渉しません。
使わない時はこの様に折りたたみ、シートを掛けておきます。
シートの中にはバッテリーがあり、この状態で充電しています。
外部用の階段リフトなので、雨に濡れても大丈夫なのですが、雨がかりのない玄関ポーチの屋根の下なので、より快適に使うことができます。
「座ることができる」という安心感。
階段を登る時は手ぶらではなく、何かを持っていることの方が多いものです。
特に、買い物の荷物の上げ下げが、楽になったそうです。
雨宿りが楽しそうな広い玄関ポーチには、2脚の椅子も置いてあります。
ここで工事の休憩時間には、住まいてさんから美味しいものをいただきました。
このお住まいには美しい応接間がありますが、第二の応接室として、役に立っているようでした。
カテゴリー
大瀧雅寛 (おおたきまさひろ)
有限会社 大滝建築事務所 代表
携帯電話:090-3069-3425
メール:ootaki@icloud.com
https://anity.ootaki.info/9445/