眺めのよい場所に座り、敷地にも聞き耳を立てる
〈9412〉
https://anity.ootaki.info/9412/
まずは敷地の良さを見つけること。間取りを考え始めるために、住まいてさんと敷地を一回りしました。どんな敷地にも個性があり、気持ちのいい景色があります。住まいてさんから要望を聞くように、私は敷地にも聞き耳を立てます。
心地よさは見ることから。北側に回ると遠くまで見通せる場所がありました。さて、この景色をどこの部屋から眺めたらいいのだろうか( 2019.08.12)
2019.08.13
眺めのいい場所には、家族と一緒に過ごすリビングよりも、書斎や廊下など一人でいる場所にする方が、私の好みです。
どんなにいい眺めでも、毎日見ていれば見飽きてしまうかもしれない。長時間過ごす場所よりも、短期間滞在する場所の方が適しているかもしれない。
この気持ちのよい景色は北側です。北側には水回りや納戸をレイアウトさせがちですが、この景色を生かした「サムシング・エルス」を見つけよう。
あきる野市の東京サマーランド、丘の上の大観覧車。海抜223m、空のお散歩中のふたりです。姪っ子と娘のふたりの未来を重ねる様にして、私は遠くを眺めました。2013年5月撮影。
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