耐積雪50cmのカーポート、既存のテラスとつなげて住まいやすく
〈9399〉
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2014年2月の大雪で既存のカーポートが壊れてしまいました。カーポートを造り直すにあたっては、耐積雪性能が高いものにしたいとのご要望でした。実は今までカーポートを選定するにあたり、重視していたのはデザインばかりでした。埼玉県や東京都などでは、耐積雪20cmのものを選んでいたのですが、これからはカーポート選びはデザインだけでなく、耐積雪性能も大切な検討要素になりました。
カーポート選びはデザインだけでなく、耐積雪性能も大切な検討要素になりました( 2019.08.24)
2019.08.01
住まいてさんと打合せの結果、耐積雪50cmのものを選びました。大きさは、間口は2.7m、奥行きは5.7mです。柱は3本になります。
屋根材はブルースモークのポリカーボネート板です。薄いグレーがかかっているのですが、透明なので空が透けて見えます。一見すると梁も柱も耐積雪20cmのカーポートと同じように見えます。しかし、よく見比べると、それぞれワンサイズ大きくなっていて、ずいぶん頑丈そうです。
カーポートの設置位置も検討しました。なるべく奥の物置まで屋根を寄せることにより、雨に濡れずに物置を利用できます。
既存のテラス屋根とつなげることにより、雨天時も居間の掃き出し窓から、直接室内に入ることができます。買い物の後、荷物を運ぶのに便利そうです。
車のための屋根であることが、本来、カーポートの役割なのですが、それ以外のプラスアルファの要素を考えます。住まいはカーポートとのつながりがいいと、住まいやすくなります。
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大瀧雅寛 (おおたきまさひろ)
有限会社 大滝建築事務所 代表
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