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ライフスタイルに合わせて便利に使う、リビング脇の和室押入

〈9383〉

リビングに隣接する6帖の和室には、畳1帖分の押入があります。間口1.7m、奥行きは0.8m、布団をしまうことを想定しての大きさです。リビング脇の便利な位置の収納に、使用頻度の少ない来客用の布団を収納するのはもったいないことです。毎日の生活に必要な機能をまとめることにしました。

ライフスタイルに合わせて便利に使う、リビング脇の和室押入

「オオタキさんの家」は、我が家のご紹介です。リビング脇の押入れをクローゼットにプチリフォームしました( 2019.12.01)

2019.12.01

ライフスタイルに合わせて便利に使う、リビング脇の和室押入

以前の押入の壁はラワン合板貼りで、築30年を感じさせるものでした。湿気が溜まりやすく臭いも気になりました。壁には湿気や臭いを吸収してくれる、LIXILのエコカラットに貼り替えました。

ライフスタイルに合わせて便利に使う、リビング脇の和室押入

イケアのタオル掛けを、アクセサリー掛けとして使っています。数本の木ビスで固定するのですが、エコカラットには、タオル掛けの重さを支えるまでの強度がありません。エコカラットの下地は合板で補強してあります。

ライフスタイルに合わせて便利に使う、リビング脇の和室押入

押入内の空気をこもらせないために、常時換気できる天井換気扇も取り付けました。洋服パイプは大量の洋服が掛けられるように、直径32mmの頑丈なものを選びました。背面に壁から28cmの位置です。

ライフスタイルに合わせて便利に使う、リビング脇の和室押入

上段はクローゼットとして、下段はおもちゃとチェストのスペース。押入にもうひとつの役割を持たせました。アイロン掛けのコーナーです。

ライフスタイルに合わせて便利に使う、リビング脇の和室押入

クローゼット内のハンガーは、いつの間にやら「MAWAハンガー」に置き換わっていました。黒く見える部分は樹脂コーティングの柔らかな材質で、衣類がハンガーからずれ落ちのを防ぎます。厚さは1cmと細く、色々な形や寸法がありますが、「 レディース36㎝ 」が一番多いです。

ライフスタイルに合わせて便利に使う、リビング脇の和室押入

アイロン用のコンセントも、押入内の壁にあれば便利なのでしょうが、あえてつくりませんでした。というのも、アイロンのコンセントを抜き忘れたときに、見過ごしてしまうからです。押入の外のコンセントを利用することで、抜き忘れを防ぎます。

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