洗い場の床からプッシュアップで浴槽の縁に

1620サイズ（160cm x 200cm）の広いユニットバスでした。ユニークな楕円形の浴槽に、「浴槽に浸かりたい」と車いすユーザーの住まいてさんから依頼されました。仮に作った入浴台で入浴方法をシミュレーションした後、この様な形の入浴台を製作しました。

この3組（洗い場に2台、浴槽内に1台）の入浴台で、浴槽で入浴ができるようになりました。浴室（ 2019.12.18）

2019.12.19

洗い場の床に腰を下ろし体を洗った後、手すりの付いたこの入浴台で、プッシュアップで後ろ向きで上がります。

洗い場の床面から浴槽の縁までの高さは、40cmです。その高さを、２段で上がります。浴槽の縁に座りやすくしたいので、浴槽の縁のカーブに合わせた入浴台です。

浴槽の中にも、浴槽の底の形状に合わせた入浴台を置きました。この3組の入浴台で、洗い場の床面から浴槽の縁に上がった後に、浴槽の中に下りる様にして、入浴できるようになりました。

住まいてさんのお宅までは、高速道路を利用しても２時間ほどの遠距離でした。そこでこのユニットバスメーカーの立川ショールームをお借りして、私たちの「入浴作戦」を考えました。

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  ショールームをお借りして「入浴方法」を考える

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